節分の出し物・活動アイデア
節分は、季節の分かれ目という意味で、今では立春の前日を指すことが多い行事です。豆をまいて鬼(災いや病気のたとえ)を追い払い、福を呼び込む風習があります。保育では、自分の心の中の「泣き虫鬼」「おこりんぼ鬼」を追い払うなど、子どもが自分の気持ちと向き合うきっかけにもしたいです。
準備と当日の流れのポイント
- 豆まきは、硬い豆を使わず、新聞紙を丸めたボールやお手玉で代用します(誤嚥・窒息・アレルギーの防止)。
- 鬼役の保育士の衣装・お面・登場のタイミング・退場の合図を職員間で打ち合わせておきます。
- 鬼が苦手な子のために、見学できる場所や、担任がそばにいる時間を確保します。
- 節分の由来や、自分の中の追い払いたい鬼について、前日までに話し合っておきます。
1心の中の鬼 ペープサート
- 「泣き虫鬼」「おこりんぼ鬼」「好き嫌い鬼」など、いろいろな鬼のペープサートを作ります。
- 鬼が1匹ずつ登場し、「泣きたくなっちゃう」「すぐ怒っちゃう」と自己紹介をします。
- 子どもたちに「どうしたらいいかな?」と問いかけ、答えが出たら、鬼がにっこり顔に変わります(裏返す)。
- 最後に「みんなの中にも、いろいろな鬼がいるかな?」と問いかけます。
コツ:鬼を「悪いもの」とするより、「誰にでもある気持ち」として伝えると、子どもたちが自分のこととして考えやすくなります。
2自分だけの鬼のお面
- 画用紙で鬼の顔の輪郭と角を用意します。
- 子どもたちが、目・鼻・口などを描いたり貼ったりして、自分だけの鬼の顔を作ります。
- 4・5歳児は、自分が追い払いたい鬼(〇〇鬼)を考えて顔を描きます。
- 輪ゴムやゴムひもを付けてお面にし、みんなで見せ合います。
コツ:ゴムひもが顔にはじかれないよう、長さを調整し、付け外しは保育士が手伝いましょう。
3鬼退治の玉入れ
- 段ボールで鬼の顔を描いた的を作り、口の部分に穴をあけます。
- 新聞紙を丸めてテープで留めた「豆」を投げて、鬼の口に入れます。
- たくさん入ったら、鬼の顔を裏返して「まいった!」の顔に変えます。
- 最後に「鬼は外、福は内」とみんなで声を出します。
コツ:本物の鬼を怖がる子も、的の鬼なら楽しめます。節分の当日だけでなく、前の週から遊んでおくと、行事への期待が高まります。
4鬼役の登場と豆まき
- 事前に「鬼が来たら、どうする?」と話し合い、豆(新聞紙ボール)の投げ方を練習しておきます。
- 鬼役の保育士が登場したら、みんなで「鬼は外」と言いながら豆を投げます。
- 鬼は大げさに「まいった」と言い、短い時間で退場します。
- 退場後、「福は内」と言いながら部屋の中に豆をまき、みんなで福を呼び込みます。
コツ:鬼役は、顔を近づけたり追いかけたりせず、子どもとの距離を保ちましょう。退場後に保育士の姿で戻り、「先生だったよ」と伝えると安心する子もいます。
配慮したいこと:硬い豆やナッツ類は、乳幼児がのどや気管に詰まらせる事故があり、5歳以下の子には食べさせないよう注意喚起されています。豆まきには新聞紙のボールやお手玉を使い、豆を使う場合も子どもが拾って口に入れないよう、まいた後は必ず回収します。大豆アレルギーの子にも配慮が必要です。鬼を強く怖がる子は、事前に鬼役の保育士がお面を外す様子を見せる、保育室の外から見学する、担任が抱っこして参加するなど、無理のない参加の仕方を選べるようにします。「言うことを聞かないと鬼が来る」といった脅しの言葉は使わないようにします。
ほかの行事
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