ひなまつりの出し物・活動アイデア
3月3日のひなまつりは「桃の節句」とも呼ばれ、ひな人形を飾って女の子の健やかな成長を願う行事として伝わってきました。昔は紙の人形で体をなでて川に流し、けがれを払う風習があったともいわれています。保育では、伝統文化にふれながら、すべての子どもの成長を喜び合う機会にしたいです。
準備と当日の流れのポイント
- ひな人形を飾る場合は、子どもの手が届かない高さにし、小さな道具を誤飲しないよう配置に注意します。
- ひなあられや甘酒を出す場合は、アレルギーやのどに詰まらせない工夫について確認します。
- 「女の子の行事」として分けずに、クラス全員で楽しめる内容にします。
- お内裏様とおひな様、三人官女などの役割を、子どもにわかりやすく説明できるよう準備します。
1ひな人形のならべかえクイズ
- お内裏様・おひな様・三人官女・五人囃子などの絵カードを作ります。
- ひな壇に見立てた段に、わざとばらばらに並べます。
- 「どこに並ぶのかな?」と問いかけ、子どもたちと一緒に正しい位置に並べ直します。
- 並べ終わったら、一人ひとりの役割を紹介します。
コツ:ひな人形の並べ方には地域による違いもあるので、「〜といわれているよ」と伝えましょう。
2紙コップのおひなさま
- 紙コップを2つ用意し、それぞれに千代紙や折り紙で着物を巻き付けます。
- 丸く切った画用紙に顔を描き、紙コップの上に貼ります。
- かんむりやしゃくを画用紙で作って付けます。
- 2体並べて、自分だけのおひなさまの完成です。
コツ:顔を描く工程は、2歳児は保育士が描いたものにシールを貼る形にすると取り組みやすくなります。
3ひなまつりのお話 ペープサート
- お内裏様とおひな様のペープサートと、桃の花の絵を用意します。
- 「今日は、みんなが元気に大きくなるようにお祝いする日だよ」とお内裏様とおひな様が話します。
- 2人が「みんなの好きなことは何?」と子どもたちに問いかけ、会話を楽しみます。
- 最後に桃の花を飾って、「大きくなってね」と伝えて終わります。
コツ:伝統的な行事の意味を、子どもが楽しめる会話の形で伝えるのがコツです。
4桃の花のちぎり絵
- 画用紙に茶色の枝を描いておきます。
- ピンクや白の折り紙を小さくちぎります。
- のりで枝の周りに貼り、桃の花を咲かせます。
- できた作品を保育室に飾り、季節の移り変わりを楽しみます。
コツ:1歳児には、あらかじめちぎった紙を渡し、貼ることを楽しめるようにしましょう。紙を口に入れないよう見守ります。
配慮したいこと:ひなまつりは女の子の行事として伝わってきましたが、クラス全員で楽しめるようにし、男の子が参加しにくい雰囲気にならないよう配慮します。ひな人形の小さな道具(扇・しゃくなど)は誤飲の危険があるため、子どもの手が届かない場所に飾ります。ひなあられは乳幼児ののどに詰まりやすい形のものもあり、食べる場合は年齢や大きさを考え、アレルギー(小麦・大豆・乳など)も確認します。甘酒にはアルコールを含むものもあるため、出す場合は酒粕を使っていない米麹のものにします。
ほかの行事
誕生会入園式・進級こどもの日母の日・父の日(おうちの人に感謝する日)七夕夏祭り敬老の日運動会ハロウィン作品展生活発表会クリスマス会お正月節分卒園式・お別れ会