母の日・父の日(おうちの人に感謝する日)の出し物・活動アイデア
母の日は5月の第2日曜日、父の日は6月の第3日曜日で、日ごろの感謝を伝える日として広く親しまれています。ただ、家庭の形はさまざまなので、近年は「おうちの人に感謝する日」「家族の日」としてまとめて行う園も増えています。どの子も安心して参加でき、身近な大人への「ありがとう」を素直に表せることを大切にしたいです。
準備と当日の流れのポイント
- クラスの家庭状況(ひとり親、祖父母と暮らしている、施設から通っている など)を担任間で共有し、行事の形を決めます。
- 「母の日」「父の日」として行うか、「おうちの人に感謝する日」としてまとめて行うかを園として決め、保護者にも伝えます。
- プレゼントを渡す相手は子どもが自分で選べるようにし、「お母さん」「お父さん」と決めつけないようにします。
- 製作は、渡す相手の名前をあとから書き込めるデザインにしておくと、どの家庭にも対応できます。
1ありがとうの気持ち パネルシアター
- パネルに家の絵を貼り、そこにいろいろな「おうちの人」(大人・おばあちゃん・おじいちゃん・お兄さんなど)を貼れるよう用意します。
- 「おうちには、いろいろな人がいて、みんなのことを大切にしてくれているね」と話しながら、1人ずつ貼っていきます。
- 「ごはんを作ってくれる」「お迎えに来てくれる」など、してくれることを子どもたちに聞いて、ハートのパーツを貼っていきます。
- 最後に「ありがとうを伝えようね」とまとめます。
コツ:特定の家族構成を「ふつう」として描かないよう、登場する人を多めに用意し、どの家庭にも当てはまる言葉を選びましょう。
2手形のありがとうカード
- 二つ折りの台紙を用意し、表に子どもの手形を押します(0・1歳児は保育士が手を支えます)。
- 乾いたら、手形を花や動物に見立てて保育士が絵を描き足します。
- 中に「いつもありがとう」の言葉と、日付を書きます。
- 渡す相手の名前を書く欄を空けておき、子どもや家庭に書き込んでもらいます。
コツ:手形は成長の記録としても喜ばれます。絵の具を嫌がる子には、スタンプやシール貼りに切り替えましょう。
3だいすきな人の似顔絵
- 「ありがとうを伝えたい人は誰かな?」と問いかけ、子どもが自分で描く人を選びます。
- 画用紙にクレヨンや色鉛筆で、その人の顔を描きます。
- 4・5歳児は、「〇〇してくれてありがとう」とメッセージを添えます(保育士が聞き取って書いてもよい)。
- 描いた絵は台紙に貼り、プレゼントとして持ち帰ります。
コツ:描く相手は、おうちの人に限らず、祖父母やきょうだいなど誰でもよいと伝えます。選んだ理由を聞くと、子どもの思いが見えてきます。
4おてつだい名人ゲーム
- 洗濯物たたみ・靴そろえ・テーブル拭きなど、おうちでできるお手伝いを遊びにします。
- ハンカチをたたむ、靴を左右そろえて並べるなど、1つずつチャレンジします。
- できたら「おてつだい名人」のシールを渡します。
- 「おうちでもやってみようね」と伝え、家庭での感謝の表現につなげます。
コツ:速さを競うよりも、ていねいにできたことを認めましょう。お手伝いの内容は家庭によって違うので、決めつけずに楽しめるものを選びます。
配慮したいこと:ひとり親家庭、祖父母や親戚と暮らしている家庭、里親家庭や施設から通う子、保護者を亡くした子など、家庭の形はさまざまです。「お母さんにプレゼントを作ろう」と全員に同じ相手を想定するのではなく、子ども自身が「ありがとうを伝えたい人」を選べるようにします。製作や似顔絵の展示では、描いた相手が誰かを周りの子が話題にしすぎないよう配慮し、名前入りの掲示も慎重に行います。行事の形について、心配のある家庭には事前に個別で相談しておくと安心です。
ほかの行事
誕生会入園式・進級こどもの日七夕夏祭り敬老の日運動会ハロウィン作品展生活発表会クリスマス会お正月節分ひなまつり卒園式・お別れ会