作品展の出し物・活動アイデア
作品展は、子どもたちが日ごろの遊びや製作で表現してきたものを展示し、保護者や地域の人に見てもらう行事です。作品の上手・下手ではなく、「どんなことを感じ、どう工夫したのか」という過程を伝え、子どもが自分の表現に自信を持てるようにしたいです。
準備と当日の流れのポイント
- 展示のテーマを決め、数か月前から日ごろの製作や遊びとつなげて作品を作っていきます。
- 作品には、子どものつぶやきや作ったときの様子を書いたコメントカードを添えます。
- 展示の高さは、子どもの目線でも見られるよう低めにし、倒れやすいものはしっかり固定します。
- 保護者の見学時間・写真撮影のルールを事前に伝えます。
- 作品展の前に、子どもたちに展示を見てもらう時間をつくり、自分の作品を見つける喜びを味わえるようにします。
1クラスでつくる大きな共同作品
- 「海の中」「森の動物」などクラスのテーマを決めます。
- 大きな模造紙や段ボールに、保育士が背景を描いておきます。
- 子どもたちがそれぞれ作った魚や動物、木などを貼っていきます。
- 完成したら、みんなで作品を眺めて「どこに貼ったかな?」と話し合います。
コツ:一人ひとりが「ここは自分が作った」と言える部分があるようにすると、達成感につながります。
2作品の案内係
- 年長児が、自分の作品や共同作品について話す「案内係」を体験します。
- 事前に「何を作ったの?」「どこを工夫したの?」と保育士と話し、伝えたいことを整理します。
- 当日、保護者や小さいクラスの子に作品を紹介します。
- 終わったら、案内係をした感想を聞きます。
コツ:緊張する子には、一言だけ伝える、保育士と一緒に案内するなど、無理のない形を選べるようにしましょう。
3この作品、だれのかな? クイズ
- 作品展の前に、クラスで作品を見る時間をつくります。
- 保育士が作品のヒント(使った色・工夫したところ)を出し、「だれの作品かな?」と問いかけます。
- 作った本人に「わたしです」と手を上げてもらいます。
- 作った子に工夫したところを話してもらい、みんなで拍手します。
コツ:作品の良いところを具体的に伝えることで、ほかの子も友だちの表現に関心を持てるようになります。
40・1歳児の感触あそびの展示
- 日ごろの感触遊び(絵の具・スタンプ・シール・のり など)の中でできた作品をまとめて展示します。
- 作品の横に、遊んでいるときの写真を添えます。
- 「絵の具の冷たさに驚いて、そのあと両手でぺたぺたしていました」など、様子を書いたカードを付けます。
- 作品の大きさをそろえた台紙に貼ると、見やすくなります。
コツ:0・1歳児は作品そのものより、そこに至るまでの姿を伝えることが大切です。写真やエピソードで過程を見せましょう。
配慮したいこと:作品に上手・下手の評価をつけたり、ほかの子と比べたりしないよう、保護者にも「過程を見てほしい」と事前に伝えます。欠席が多かった子や製作が苦手な子の作品がないということがないよう、日ごろの作品から選ぶなどの工夫をします。展示物のピン・画びょう・針金などは、子どもの手が届く場所に使わないようにし、作品が倒れたり落ちたりしないよう固定します。作品に子どもの名前をフルネームで書くかどうかは、個人情報への配慮として園で方針を決めておきます。
ほかの行事
誕生会入園式・進級こどもの日母の日・父の日(おうちの人に感謝する日)七夕夏祭り敬老の日運動会ハロウィン生活発表会クリスマス会お正月節分ひなまつり卒園式・お別れ会