入園式・進級の出し物・活動アイデア
新しく園に来た子どもを迎え、在園児がひとつ上のクラスに進むことを祝う、年度はじめの節目の行事です。子どもにとっても保護者にとっても不安の大きい時期なので、「ここは楽しい場所」「先生は味方」と感じてもらえるような、あたたかい雰囲気づくりを何より大切にしたいです。
準備と当日の流れのポイント
- 式は子どもが座っていられる時間(20〜30分程度)を目安に、あいさつや紹介を短くまとめます。
- 新入園児の名札・靴箱・ロッカーなどに名前とマークを付け、自分の場所がわかるようにしておきます。
- 泣いてしまう子のために、保護者の膝の上で参加してもよいこと、途中で退出してもよいことを事前に伝えておきます。
- 在園児が歓迎の出し物をする場合は、短く覚えやすい内容にし、練習の負担が大きくならないようにします。
- 担任紹介では名前だけでなく、好きなことなど親しみの持てる一言を添えると、子どもや保護者が顔と名前を覚えやすくなります。
1せんせいはだれでしょう? シルエットクイズ
- 担任の保育士がそれぞれの特徴(エプロンの模様・好きな物 など)を描いたヒントカードを用意します。
- 黒い画用紙で作ったシルエットや、ヒントを1枚ずつ見せて「だれかな?」と問いかけます。
- 答え合わせで担任本人が「わたしです!」と登場し、名前と一言を伝えます。
- 最後に担任全員で並び、「よろしくね」とあいさつします。
コツ:新入園児には答えがわからなくて当然なので、在園児が答える形にすると盛り上がります。担任の名前を覚えるきっかけにもなります。
2ようこそ パネルシアター
- パネル布を貼ったボードに、園の建物・園庭・保育室などの絵を貼れるよう用意します。
- 「この園には、こんなお部屋があるよ」とお話ししながら、トイレ・水道・遊具などを1つずつ貼っていきます。
- 動物のキャラクター(オリジナル)が園を案内する形にすると、子どもが親しみを持ちます。
- 最後に「みんなが来るのを待っていたよ」と言って、子どもたちの顔の代わりにたくさんの花を貼ります。
コツ:園生活の見通しを持てるよう、実際の保育室の様子に近い絵にするのがコツです。式の後、保育室にも同じ絵を貼っておくと安心につながります。
3手作りのメダル・名札のプレゼント
- 在園児(4・5歳児)が、丸く切った画用紙に絵やシールで飾りを付けます。
- 保育士がひもやリボンを付け、新入園児の名前を書きます。
- 式の中で在園児から新入園児に手渡し、「よろしくね」と声をかけます。
- 進級児には、新しいクラスのマークをあしらったものを担任から渡します。
コツ:首にかけるひもは引っかかると危ないので、式のあとはすぐに外して保管するか、首にかけずに胸にクリップで付ける形にしましょう。
4ぎゅっと握手でよろしくね
- 進級したクラスで、輪になって座ります。
- 保育士が「よろしくね」と言いながら隣の子と握手し、その握手をリレーのように順番に回していきます。
- 一周したら、新しい担任や新しく入った友だちの名前を全員で呼びます。
- 慣れてきたら握手の代わりにハイタッチなど、動きを変えて楽しみます。
コツ:新しいクラスの友だちと自然にふれあうきっかけになります。体に触れられるのが苦手な子は、手を振るだけでもよいことを伝えておきましょう。
配慮したいこと:入園・進級の時期は、子どもも保護者も緊張や不安が強く、泣く・固まる・登園を渋るなどの姿は自然なことです。式に最後まで参加できなくても問題ないと伝え、落ち着ける場所を用意しておきます。保護者が1人で参加する家庭、祖父母が参加する家庭などさまざまなので、「お父さん・お母さん」ではなく「おうちの方」と呼びかけます。在園児の出し物は、進級したばかりで不安定な子もいることを踏まえ、無理なく楽しめる範囲にとどめます。
ほかの行事
誕生会こどもの日母の日・父の日(おうちの人に感謝する日)七夕夏祭り敬老の日運動会ハロウィン作品展生活発表会クリスマス会お正月節分ひなまつり卒園式・お別れ会