4月のおたより・連絡帳の文例
4月は入園・進級を迎え、子どもも保護者も新しい環境に期待と不安を抱えてスタートする月です。おたよりでは、園やクラスの雰囲気、慣らし保育の様子、持ち物や生活リズムについてのお願いを、安心感が伝わるやわらかな言葉で届けましょう。連絡帳では、泣いてしまった日も含めて小さな「できた」や笑顔の場面を具体的に書くと、保護者の不安がやわらぎ信頼関係づくりにつながります。
4月の時候のあいさつ・書き出し
- 園庭のさくらが満開となり、やわらかな春の日差しの中で新年度がスタートしました。
- 花壇のチューリップが色とりどりに咲き、新しいお友達を迎えてくれているようです。
- ご入園・ご進級おめでとうございます。春風に誘われるように、園内がにぎやかな声に包まれています。
- 散歩道ではたんぽぽやつくしが顔を出し、春の訪れを子どもたちと一緒に見つけています。
- 新しいクラスでの生活が始まり、少し緊張した表情の中にも、わくわくする気持ちがあふれています。
おたよりの文例
園だより 新年度のごあいさつ
ご入園・ご進級、誠におめでとうございます。新しいお友達を迎え、園内は明るい声でいっぱいになりました。新年度は、子どもたちも保護者の皆さまも、慣れない環境に戸惑うことがあるかもしれません。職員一同、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、「園が楽しい」と思える毎日をつくってまいります。気になることがありましたら、送迎時や連絡帳でどうぞお気軽にお声がけください。一年間どうぞよろしくお願いいたします。
クラスだより(0歳児) 慣らし保育の様子
慣らし保育が始まって1週間が経ちました。はじめはおうちの方と離れるときに涙が出ていた子どもたちも、少しずつ保育者の顔を覚え、抱っこで落ち着いたり、おもちゃに手を伸ばしたりする姿が見られるようになってきました。泣くことは、大好きなおうちの方とのつながりをしっかり感じている証でもあります。焦らず、一人ひとりのペースで園生活に慣れていけるよう見守ってまいりますので、ご家庭でもたくさん抱きしめてあげてください。
持ち物のお願い 記名と置き場所について
新年度の持ち物をご準備いただき、ありがとうございます。着替えやタオル、コップなど、すべての持ち物にフルネームで記名をお願いいたします。同じようなデザインの物が多く、取り違えを防ぐためにもご協力をお願いします。また、子どもたちが自分でロッカーに片付けられるよう、しばらくは保育者が一緒に確認しながら進めていきます。着替えは季節の変わり目で気温差が大きいため、長袖と半袖の両方をご用意いただけると安心です。
保健のお願い 新しい環境での体調管理
新しい環境に慣れようと、子どもたちは大人が思う以上にがんばっています。4月は緊張や疲れから、食欲が落ちたり、夜なかなか寝つけなかったり、熱を出したりすることもあります。登園前にお子さまの顔色や機嫌、食欲などをご確認いただき、いつもと違う様子があれば朝の受け入れ時にお知らせください。また、健康診断やぎょう虫検査などの保健行事を予定しております。日程は別紙でお知らせしますので、ご確認をお願いいたします。
連絡帳の文例(年齢別)
0歳児:慣らし保育で少し落ち着いて過ごせた日
今日はおうちの方とお別れしたあと少し泣いていましたが、保育者が抱っこしてゆらゆら揺れていると、だんだん落ち着いて窓の外の景色をじっと見ていました。ミルクも半分ほど飲むことができ、そのあとはガラガラの音に「あー」と声を出して手を伸ばしていましたよ。少しずつ園の空気に慣れてきているようです。
1歳児:自分のマークを覚えた日
ロッカーやタオル掛けに貼ってある自分のマークを、〇〇くんは今日「これ!」と指さして教えてくれました。保育者が「〇〇くんのちょうちょだね」と言うと、うれしそうに何度もマークを触っていました。自分の場所ができたことが、安心感につながっているようです。
2歳児:新しいクラスで友達の名前を呼んだ日
進級して新しいお部屋になり、はじめは少し緊張した様子でしたが、今日はままごとコーナーで〇〇ちゃんが友達の名前を呼んで「どうぞ」とお皿を渡していました。受け取った友達がにっこりすると、〇〇ちゃんも満面の笑顔に。新しい環境の中で、友達とのつながりを少しずつ広げています。
3歳児:チューリップの色を友達と数えた日
園庭の花壇に咲いたチューリップを見に行きました。〇〇くんは「あか、きいろ、ピンク!」と色を順番に指さし、友達と一緒に「あかがいちばん多いね」と数えていました。帰り道も「明日もお花見に行きたい」と話していて、春の自然への興味がぐんと広がっているのを感じました。
4歳児:自己紹介で好きな食べ物を発表した日
朝の会で一人ずつ自己紹介をしました。〇〇ちゃんは少し恥ずかしそうにしながらも、「すきなたべものは、いちごです」と最後まで自分の言葉で伝えることができました。同じくいちごが好きな友達が「いっしょだね」と声をかけてくれ、そのあと二人で仲良く遊ぶ姿も見られましたよ。
5歳児:年下の子のお世話をした日
年長になり、今日は新しく入園した小さいクラスの子と一緒に園庭で遊びました。〇〇くんは泣いている子の手をそっと握り、「だいじょうぶだよ、いっしょにすべりだいしよう」と優しく声をかけていました。年長としての自覚が芽生え、頼もしい姿を見せてくれています。
4月の月案のねらい(例)
| 年齢 | ねらい |
|---|---|
| 0歳児 | 保育者に抱っこされたり、あやしてもらったりする中で安心感をもち、新しい環境で心地よく過ごす。 |
| 1歳児 | 保育者に見守られながら、自分のマークや場所を知り、安心して園での生活や遊びを楽しむ。 |
| 2歳児 | 新しい保育室や保育者、友達に親しみをもち、好きな遊びを見つけて楽しむ。 |
| 3歳児 | 新しいクラスでの生活の流れを知り、保育者や友達と一緒に春の自然にふれて遊ぶことを楽しむ。 |
| 4歳児 | 進級した喜びを感じながら、自分のことを友達に伝えたり、友達の話を聞いたりして関わりを広げる。 |
| 5歳児 | 年長になった喜びと自覚をもち、年下の子に優しく関わったり、生活の中で自分たちでできることに取り組んだりする。 |
結びの文例
- 新しい生活のスタートで、お子さまもご家族も疲れが出やすい時期です。どうぞゆっくり休める時間を大切にお過ごしください。
- 気温の変化が大きい季節ですので、調節しやすい服装でのご登園をお願いいたします。
- 一年間、子どもたちの成長を一緒に見守っていけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願いいたします。
文例は保育士求人アースが作成したオリジナルです。子どもの名前(〇〇ちゃん)や園の状況に合わせて書き換えてお使いください。毎月、翌月分を追加しています。