3月の製作アイデア(年齢別)

日差しがやわらかくなり、園庭や散歩道でたんぽぽやつくしを見つける機会が増えてくる季節です。ひなまつりで春の行事にふれたあとは、卒園や進級に向けて一年間を振り返る時期にもなります。製作では春の色をたっぷり使いながら、「大きくなったね」と一人ひとりの成長を認める声かけを大切にしましょう。寒暖差が大きい時期なので、戸外から戻ったあとは衣服の調節と手洗いをしてから活動に入ると安心です。

テーマ:ひなまつり・春の訪れ(たんぽぽ・つくし・ちょうちょ・桃の花)・卒園と進級準備

0・1歳児の製作

黄色いたんぽぽのシールぺたぺた

黄色いたんぽぽのシールぺたぺた(0・1歳児)の完成イメージ
完成イメージ(イラスト)

0・1歳児所要時間 10分

ねらい:指先でシールをつまんで貼る感触を楽しむ。散歩で見つけたたんぽぽの色や形に親しみをもつ。

材料・道具

  • 画用紙(八つ切り・水色)
  • 黄色の画用紙(直径10cm程度の丸に切ったもの・2〜3枚)
  • 緑色の画用紙(茎と葉っぱの形に切ったもの)
  • 大きめの丸シール(直径2cm以上・黄色やオレンジ)
  • でんぷんのり(保育士用)
  • 油性ペン(保育士用)

作り方

  1. 黄色いたんぽぽのシールぺたぺた 手順1のイラスト 準備:水色の画用紙に、緑色の画用紙の茎と葉っぱをでんぷんのりで貼り、その上に黄色の丸を2〜3個貼ってたんぽぽの台紙を作ります。
  2. 黄色いたんぽぽのシールぺたぺた 手順2のイラスト 準備:丸シールは台紙ごと数枚ずつに切り分け、シールの端を少しはがしてつまみやすくしておきます。
  3. 黄色いたんぽぽのシールぺたぺた 手順3のイラスト 散歩で見たたんぽぽの話をしたり、実物や写真を見たりして、「たんぽぽさんに花びらをつけようね」と誘います。
  4. 黄色いたんぽぽのシールぺたぺた 手順4のイラスト 保育士がシールを1枚はがして子どもの指先にのせ、黄色い丸の上や周りに自由に貼ることを楽しみます。
  5. 黄色いたんぽぽのシールぺたぺた 手順5のイラスト 貼り終えたら「たんぽぽがいっぱい咲いたね」と一緒に眺め、名前と日付を書いて掲示します。

援助のコツ:丸の中に貼れなくても、指にくっつく感触や「ぺたっ」と貼れたうれしさを大切にしましょう。貼るたびに「ぺたっ」「きいろだね」と言葉を添えると、色への関心にもつながります。

安全の注意:シールや台紙の切れ端を口に入れることがあるため、1対1か少人数で見守り、落ちたシールや台紙はすぐに回収します。本物のたんぽぽを見せるときは、摘んだ花や葉を口に入れないよう目を離さず、触ったあとは手を拭きましょう。

アレンジ:1歳児後半には、黄色とオレンジの2色のシールを用意して「どっちの色にする?」と選ぶやりとりを楽しむのもおすすめです。

ぽんぽん桃の花タンポ

ぽんぽん桃の花タンポ(0・1歳児)の完成イメージ
完成イメージ(イラスト)

0・1歳児所要時間 15分

ねらい:タンポを押して色が紙にうつる面白さを味わう。ひなまつりの桃の花の色にふれ、春の雰囲気を感じる。

材料・道具

  • 画用紙(八つ切り・薄いクリーム色)
  • 茶色の画用紙(枝の形に切ったもの)
  • タンポ(ガーゼとスポンジを輪ゴムでまとめたもの)
  • ピンク色の絵の具(口に入れても比較的安全なものを選ぶ)
  • 浅いトレー
  • でんぷんのり(保育士用)
  • ビニールシート・おしぼり・汚れてもよい服

作り方

  1. ぽんぽん桃の花タンポ 手順1のイラスト 準備:画用紙に茶色の枝を斜めに貼って台紙を作ります。枝分かれした形にすると花をつける場所が広がります。
  2. ぽんぽん桃の花タンポ 手順2のイラスト 準備:ピンク色の絵の具を少し濃いめに溶いてトレーに薄く広げ、タンポを置いておきます。机にはビニールシートを敷きます。
  3. ぽんぽん桃の花タンポ 手順3のイラスト 桃の花や絵本を見ながら「ピンクのお花が咲いてるね」と話し、保育士がタンポで「ぽんぽん」と押して見せます。
  4. ぽんぽん桃の花タンポ 手順4のイラスト 子どもにタンポを渡し、枝の周りを自由にぽんぽんと押して花を咲かせます。
  5. ぽんぽん桃の花タンポ 手順5のイラスト 乾いたら保育士が花の真ん中に黄色のクレヨンで点を描き足し、ひなまつりの時期に飾ります。

援助のコツ:「ぽんぽん」「お花が咲いたね」と言葉にしながら、押す感触を一緒に楽しみましょう。絵の具が苦手な子には、保育士がタンポを一緒に持つところから始めます。

安全の注意:タンポや絵の具を口に入れないよう近くで見守り、終わったらすぐに手を拭きます。ひなあられなどを一緒に見せる場合も、0・1歳児には渡さず、見るだけにしましょう。

アレンジ:1歳児後半には、濃いピンクと薄いピンクの2色を用意して、色が重なる様子を楽しむと春らしい作品になります。

2歳児の製作

丸シールでかざる ひなあられカップ

丸シールでかざる ひなあられカップ(2歳児)の完成イメージ
完成イメージ(イラスト)

2歳児所要時間 15分

ねらい:丸シールを目当ての場所に貼ることを楽しむ。ひなまつりの色(ピンク・白・緑)に親しみ、行事への期待をもつ。

材料・道具

  • 紙コップ(1人1個)
  • ピンク・白・緑の丸シール(直径1.5〜2cm)
  • ピンク色の画用紙(桃の花の形に切ったもの・1人2枚)
  • でんぷんのり
  • のり用のおしぼり
  • モール(持ち手用・保育士が取り付ける)
  • お花紙(ピンク・白・緑/あられに見立てる用)

作り方

  1. 丸シールでかざる ひなあられカップ 手順1のイラスト 準備:ピンク色の画用紙を桃の花の形に切り、真ん中に黄色のクレヨンで点を描いておきます。紙コップの側面には桃の花を貼る位置に薄く印をつけます。
  2. 丸シールでかざる ひなあられカップ 手順2のイラスト ひな人形やひなあられの写真を見せ、「ひなまつりの色はピンク、白、みどりだね」と色を確かめ合います。
  3. 丸シールでかざる ひなあられカップ 手順3のイラスト 紙コップの側面に、ピンク・白・緑の丸シールを自由に貼って模様をつけます。
  4. 丸シールでかざる ひなあられカップ 手順4のイラスト 桃の花の裏に指先でのりを少しつけ、紙コップに貼ります。「のりはちょっとだけね」と量を見せながら伝えます。
  5. 丸シールでかざる ひなあられカップ 手順5のイラスト 保育士が紙コップの口にモールで持ち手をつけ、丸めたお花紙を「ひなあられ」に見立てて入れ、ごっこ遊びを楽しみます。

援助のコツ:シールを「ピンクの次は白」と順番に貼る子、同じ色ばかり集める子など、その子なりの楽しみ方を認めましょう。「きれいな色がそろったね」と声をかけると満足感につながります。

安全の注意:シールの台紙の切れ端やお花紙を口に入れないよう、机の上は使う分だけにしてこまめに片付けます。本物のひなあられを食べる活動と組み合わせる場合は、米・大豆・乳などの原材料のアレルギーを事前に確認し、座って少量ずつ食べるようにします。

アレンジ:できたカップを持って、ひな人形の前で「どうぞ」「ありがとう」とお供えごっこをすると、行事の意味にふれるきっかけになります。

綿棒スタンプのつくしんぼ

綿棒スタンプのつくしんぼ(2歳児)の完成イメージ
完成イメージ(イラスト)

2歳児所要時間 15分

ねらい:綿棒で点を押すスタンプ遊びを楽しむ。散歩で見つけたつくしの形に気づき、春の草花に興味をもつ。

材料・道具

  • 画用紙(八つ切り・薄い水色)
  • 黄緑色の画用紙(地面用の細長い帯)
  • 薄茶色の画用紙(つくしの頭と茎の形に切ったもの・1人3本)
  • 綿棒(数本ずつ束ねてマスキングテープで留めたもの)
  • こげ茶色の絵の具
  • 浅いトレー
  • でんぷんのり
  • おしぼり

作り方

  1. 綿棒スタンプのつくしんぼ 手順1のイラスト 準備:水色の画用紙の下の方に黄緑色の帯を貼って地面を作り、薄茶色のつくしを3本、地面から伸びるように貼っておきます。茎に「はかま」の線を描いておきます。
  2. 綿棒スタンプのつくしんぼ 手順2のイラスト 準備:綿棒を3〜4本ずつ束ねて持ちやすくし、こげ茶色の絵の具をトレーに薄く広げておきます。
  3. 綿棒スタンプのつくしんぼ 手順3のイラスト 散歩で見つけたつくしや写真を見ながら、「つくしの頭には点々の模様があるね」と形を確かめます。
  4. 綿棒スタンプのつくしんぼ 手順4のイラスト 綿棒に絵の具をつけ、つくしの頭の部分に「とんとん」と点をつけていきます。地面や空に押してもよいことにします。
  5. 綿棒スタンプのつくしんぼ 手順5のイラスト 乾いたら「つくしがにょきにょき伸びたね」と一緒に眺め、名前を書いて掲示します。

援助のコツ:「とんとん」とリズムよく声をかけると、押す動きが楽しくなります。点が重なって塗りつぶしのようになっても、その子なりの表現として受け止めましょう。

安全の注意:綿棒の先で目や耳をつつかないよう、使うときは座って行い、持ち歩かない約束をします。絵の具のついた手で目をこすらないよう、終わったらすぐに手を拭きます。散歩でつくしを摘むときは、道路から離れた安全な場所を選びましょう。

アレンジ:黄色の絵の具も用意して、空いたところにたんぽぽを咲かせると、春の野原の作品になります。

3歳児の製作

コーヒーフィルターのにじみ絵 桃の花

コーヒーフィルターのにじみ絵 桃の花(3歳児)の完成イメージ
完成イメージ(イラスト)

3歳児所要時間 30分

ねらい:水性ペンの色が水でにじんで広がる不思議さを楽しむ。桃の花の色や形に親しみ、ひなまつりの飾りを自分で作る喜びを味わう。

材料・道具

  • コーヒーフィルター(白・1人2〜3枚)
  • 水性ペン(ピンク・赤・紫・黄色)
  • 霧吹き(保育士用)または水を含ませた筆
  • 新聞紙
  • 茶色の画用紙(枝の形に切ったもの)
  • 画用紙(八つ切り・薄い水色)
  • でんぷんのり
  • セロハンテープ(保育士用)

作り方

  1. コーヒーフィルターのにじみ絵 桃の花 手順1のイラスト 準備:コーヒーフィルターの底の部分を保育士が切り落とし、平らに広げて1人2〜3枚用意します。机に新聞紙を敷きます。
  2. コーヒーフィルターのにじみ絵 桃の花 手順2のイラスト 桃の花の写真や実物を見ながら、「ピンクの花びらが5まいあるね」と形を話し合います。
  3. コーヒーフィルターのにじみ絵 桃の花 手順3のイラスト フィルターに水性ペンで、ぐるぐるや点々など自由に模様を描きます。紙が薄いので、ゆっくり描くことを伝えます。
  4. コーヒーフィルターのにじみ絵 桃の花 手順4のイラスト 保育士が霧吹きで水をかけ、色がじわっと広がる様子をみんなで見ます。「どんな色になったかな」と声をかけます。
  5. コーヒーフィルターのにじみ絵 桃の花 手順5のイラスト しっかり乾いたら、フィルターの真ん中をつまんでねじり、花の形にします。保育士がセロハンテープで留めます。
  6. コーヒーフィルターのにじみ絵 桃の花 手順6のイラスト 水色の画用紙に茶色の枝を貼り、枝に沿って桃の花をのりで貼って仕上げます。

援助のコツ:色がにじむ瞬間は子どもたちの驚きが大きいので、「わあ、広がったね」と一緒に感動を共有しましょう。色の組み合わせで変わる様子に気づいた子の言葉を、みんなに紹介するのもおすすめです。

安全の注意:霧吹きは保育士が扱い、子どもの顔に向けないようにします。濡れたフィルターは破れやすいので、乾くまで触らない約束をします。床に水がこぼれたらすぐに拭き、滑らないよう注意しましょう。

アレンジ:3歳児後半には、自分でスポイトや筆を使って水をたらし、にじみ方の違いを試すと探究心が広がります。

トイレットペーパー芯の ひなまつりぼんぼり

トイレットペーパー芯の ひなまつりぼんぼり(3歳児)の完成イメージ
完成イメージ(イラスト)

3歳児所要時間 30分

ねらい:クレヨンで描いたりシールを貼ったりして、自分だけの模様を工夫することを楽しむ。ひな人形の飾りに興味をもち、ひなまつりを楽しみに待つ。

材料・道具

  • トイレットペーパーの芯(1人1本)
  • 白の画用紙(芯に巻ける大きさの帯・約15cm×11cm)
  • 赤の画用紙(直径14cm程度の円・笠用)
  • 紙コップ(赤いもの、または赤の画用紙を巻いたもの・台用)
  • クレヨン
  • ピンクの丸シール・桃の花の形に切った画用紙
  • でんぷんのり
  • セロハンテープ(保育士用)
  • はさみ(保育士用)

作り方

  1. トイレットペーパー芯の ひなまつりぼんぼり 手順1のイラスト 準備:白の画用紙を芯に巻ける大きさの帯に切ります。赤の画用紙の円は中心まで1本切り込みを入れ、少し重ねて円すい形の笠にしてテープで留めておきます。紙コップは伏せて台にします。
  2. トイレットペーパー芯の ひなまつりぼんぼり 手順2のイラスト ひな人形の写真や園の飾りを見ながら、「おひなさまの両側に明かりがあるね。ぼんぼりっていうんだよ」と話し、見本を見せます。
  3. トイレットペーパー芯の ひなまつりぼんぼり 手順3のイラスト 白の帯に、クレヨンでぐるぐるや点々、花など自由に模様を描きます。
  4. トイレットペーパー芯の ひなまつりぼんぼり 手順4のイラスト 描いた帯に、ピンクの丸シールや桃の花の形の画用紙を貼って飾ります。のりは指1本で薄くのばすことを伝えます。
  5. トイレットペーパー芯の ひなまつりぼんぼり 手順5のイラスト 帯の裏の端にのりを塗り、芯にくるりと巻き付けて貼ります。巻き終わりは保育士が手を添えて一緒に押さえます。
  6. トイレットペーパー芯の ひなまつりぼんぼり 手順6のイラスト 保育士が伏せた紙コップの上に芯をセロハンテープで固定し、上に赤い笠をのせて留めます。友達の作品と2つ並べて、ひな人形のそばに飾ります。

援助のコツ:模様の描き方は一人ひとり違って構いません。「ぐるぐるが明かりみたいだね」「お花がいっぱい咲いたね」と、その子の表現のよいところを言葉にして認めましょう。

安全の注意:笠や帯を切る作業は保育士が事前に済ませ、はさみは子どもの手の届かない場所に置きます。丸シールの台紙の切れ端はこまめに回収し、同じ部屋に0・1・2歳児がいる場合は口に入れないよう片付けを徹底しましょう。本物のろうそくや電球は使わず、飾りとして楽しみます。

アレンジ:3歳児後半には、赤の画用紙の円に自分で切り込みを1本入れて笠を作ることに挑戦すると、はさみの一回切りの練習にもなります。

4・5歳児の製作

ひなまつりのつるしかざり

ひなまつりのつるしかざり(4・5歳児)の完成イメージ
完成イメージ(イラスト)

4・5歳児所要時間 45分

ねらい:折り紙を折る・切る・通すなど手指を使った作業を重ねて、一つの飾りを作り上げる達成感を味わう。ひなまつりの由来や飾りに込められた願いを知る。

材料・道具

  • 折り紙(ピンク・赤・白・緑・黄色)
  • 画用紙(ピンク・白・緑/ひしもち用の帯)
  • 毛糸(約60cm・1人1本)
  • ストロー(2cm程度に切ったもの)
  • 紙皿(小・吊るす台用)
  • 幼児用はさみ
  • でんぷんのり
  • セロハンテープ
  • 穴あけパンチ(保育士用)

作り方

  1. ひなまつりのつるしかざり 手順1のイラスト 準備:紙皿の中心に穴を開け、毛糸を通して結んでおきます。ストローは2cm程度に切り、ひしもち用の画用紙の帯(3色)を用意します。
  2. ひなまつりのつるしかざり 手順2のイラスト つるし飾りの写真を見ながら、「ひなまつりには、元気に大きくなりますようにという願いが込められているんだよ」と話します。
  3. ひなまつりのつるしかざり 手順3のイラスト 折り紙を半分に折って桃の花の形をはさみで切り、開いて花を2〜3枚作ります。
  4. ひなまつりのつるしかざり 手順4のイラスト ピンク・白・緑の帯を重ねて貼り、ひし形に切ってひしもちを作ります。
  5. ひなまつりのつるしかざり 手順5のイラスト 作った飾りの裏にセロハンテープで毛糸を貼り、飾りと飾りの間にストローを通しながら、上から順につないでいきます。
  6. ひなまつりのつるしかざり 手順6のイラスト できたら紙皿の台から吊るし、保育室やひな人形のそばに飾ります。

援助のコツ:飾りの順番や色の組み合わせは子どもに任せ、「どうしてこの順番にしたの?」と聞いてみましょう。5歳児は友達と飾りを交換して、つなげる数を増やす姿も見られます。

安全の注意:はさみは保育士の目が届く人数で扱い、使わないときは刃を閉じて机に置く約束をします。ストローの切れ端や毛糸は、同じ部屋に0・1・2歳児がいない環境で扱い、活動後は床に落ちたものを必ず回収しましょう。毛糸を首に巻きつけて遊ばないよう伝えます。

アレンジ:5歳児は折り紙でうさぎや手まりの形を考えて作るなど、飾りの種類を増やして自分だけのつるし飾りにします。

ありがとうの花束ポップアップカード

ありがとうの花束ポップアップカード(4・5歳児)の完成イメージ
完成イメージ(イラスト)

4・5歳児所要時間 45分

ねらい:切り込みを入れて開くと飛び出す仕組みを知り、工夫して作ることを楽しむ。一年間お世話になった人への感謝の気持ちを形にする。

材料・道具

  • 画用紙(A4・二つ折りにしたもの・外側用と内側用の2枚)
  • 折り紙(ピンク・黄色・水色・オレンジ)
  • 緑色の画用紙(茎と葉っぱ用)
  • 幼児用はさみ
  • でんぷんのり
  • クレヨンまたはカラーペン
  • 鉛筆(保育士用)

作り方

  1. ありがとうの花束ポップアップカード 手順1のイラスト 準備:内側用の画用紙を二つ折りにし、折り目に2本の切り込み線(長さ4cm・間隔3cm)を鉛筆で描いておきます。見本を1つ作っておきます。
  2. ありがとうの花束ポップアップカード 手順2のイラスト 卒園・進級を前に、一年間を振り返って「ありがとうを伝えたい人はだれかな」と話し合います。
  3. ありがとうの花束ポップアップカード 手順3のイラスト 内側の画用紙の切り込み線をはさみで切り、切った部分を内側に押し込んで折り目をつけ、飛び出す台を作ります。
  4. ありがとうの花束ポップアップカード 手順4のイラスト 折り紙を半分や四つに折って花の形に切り、緑色の画用紙で茎と葉っぱを作って花束にします。
  5. ありがとうの花束ポップアップカード 手順5のイラスト 花束を飛び出す台の前面にのりで貼り、開いたり閉じたりして飛び出す様子を確かめます。
  6. ありがとうの花束ポップアップカード 手順6のイラスト 外側用の画用紙を貼り合わせて表紙にし、クレヨンで絵を描きます。保育士が子どもの「ありがとう」の言葉を聞き取って書き添えます。

援助のコツ:飛び出す仕組みは、見本をゆっくり開いて見せると理解しやすくなります。誰に渡すか、どんな言葉を添えるかを一人ひとりに聞き、気持ちを込める時間を大切にしましょう。

安全の注意:はさみで折り目の切り込みを入れるときは、紙を持つ手を刃の先から離すことをくり返し伝えます。はさみは使う人数を絞り、保育士が近くで見守りましょう。

アレンジ:4歳児は保育士が切り込みまで済ませた台を用意して、花束作りに集中できるようにします。5歳児は飛び出す台を2つにして、花束と自分の似顔絵を並べるなど工夫を広げます。

あわせて:3月の手遊び・わらべうた / 3月のおたより・連絡帳の文例

このページの製作アイデアは、保育士求人アースが保育現場の経験をもとに作成したオリジナルです。園の方針や子どもの様子に合わせてご活用ください。毎月、翌月分を追加しています。