連絡帳での相談への返信の文例

連絡帳などで寄せられた保護者の相談や心配ごとに、気持ちを受け止めたうえで園での様子やヒントを返すための文書です。おうちの方が「わかってもらえた」とほっとし、一人で抱え込まずに園と一緒に向き合えると感じてもらえることを目指します。

書き方のコツ

こんな言い方は言いかえを

✕ 家では甘やかしているのではないでしょうか。
○ おうちでは安心して甘えられている証拠かもしれませんね。
✕ 園では全然問題ありません。
○ 園では〇〇の場面で落ち着いて過ごしていますが、おうちでの様子もぜひ教えてください。
✕ もう〇歳なのでできないと困ります。
○ 〇〇ちゃんのペースで、少しずつ進めていきましょう。

文例(7例)

夜泣きが続いて疲れているという相談への返信

連絡帳0歳児

「最近夜泣きがひどく、親も寝不足です」と書かれていたとき。

夜泣きが続いているとのこと、毎晩の対応で本当にお疲れのことと思います。書いてくださってありがとうございます。園では午睡の入りに少し時間がかかりますが、背中をトントンすると【〇分】ほどで眠り、目覚めたあとは機嫌よく遊んでいます。この時期はできることが一気に増え、頭の中がいっぱいになって夜に目が覚めることもあるようです。園での午睡の時間や様子も毎日お伝えしますので、おうちでの様子と照らし合わせてみましょう。おうちの方も休めるときにはどうぞ休んでくださいね。

ポイント:まず保護者の疲れをねぎらい、園での睡眠の情報を共有して一緒に考える姿勢を示しています。

野菜を食べないという相談への返信

連絡帳2歳児

「家で野菜をまったく食べず心配です」と相談されたとき。

野菜を食べないことを心配されているのですね。教えてくださりありがとうございます。園の給食では、にんじんは細かく刻んだものなら食べられますが、葉物は口から出してしまうことが多いです。ただ、友達が「おいしいね」と食べているのを見て、自分からひと口挑戦する日もあります。2歳ごろは味や食感に敏感な時期で、食べられるものが日によって変わることも珍しくありません。おうちでは、野菜を洗う・ちぎるなど一緒に準備をすると興味をもつきっかけになるかもしれません。

ポイント:園で食べられている具体的な形を伝え、無理に食べさせるのではなく「関わる」提案にしています。

トイレトレーニングのよくあるご相談

クラスだより2歳児

トイレトレーニングについて複数の保護者から同じような相談が寄せられたとき、クラス全体に向けて返答するとき。

最近、トイレトレーニングについてのご相談を多くいただいています。クラスでは、午睡明けなどタイミングを見てトイレに誘い、座ることに慣れるところから始めています。出なくても「座れたね」と声をかけると、次も行ってみようという気持ちにつながっているようです。進み方は一人ひとり違い、行きたがらない時期があるのも自然なことです。おうちでは、失敗しても責めずに「教えてくれてありがとう」と伝えていただけると安心します。個別のご相談は連絡帳や送迎時にお気軽にどうぞ。

ポイント:個別の家庭が特定されない形で全体に返し、個別相談の窓口も案内しています。

友達に意地悪されたと話すという相談への返信

連絡帳4歳児

「〇〇くんに意地悪されたと家で話しています」と書かれていたとき。

おうちでお話ししてくれたことを教えていただき、ありがとうございます。ご心配をおかけしてしまいました。今日、〇〇ちゃんに保育者から話を聞いてみると、鬼ごっこで「入れて」と言ったときに入れてもらえなかったことが悲しかったようです。そのあと保育者も一緒に「入れて」と声をかけ、最後は同じ遊びを楽しんでいました。この時期は遊びの中で気持ちがぶつかることも多いので、引き続き様子を丁寧に見守り、気になることがあればすぐにお伝えします。おうちでもまた何か話してくれたら教えてください。

ポイント:相手の子の名前は出さず、事実確認と園の関わり、今後の見守りを伝えています。

連休明けの登園しぶりへの返信

連絡帳3歳児

連休明けに「園に行きたくない」と泣くようになったと相談されたとき。

朝、泣いてしまうとおうちの方もつらいですよね。書いてくださってありがとうございます。今朝もお別れのときは涙が出ていましたが、保育者と一緒に金魚にえさをあげると少しずつ落ち着き、その後は友達と積み木で遊んでいました。お休みの間、おうちでたっぷり過ごせた分、離れるのがさみしくなっているのかもしれません。朝は「お迎えに来るね」と短く伝えて、あとは園にお任せいただいて大丈夫です。日中の様子はまたお伝えしますね。

ポイント:別れたあとの姿を具体的に伝えることで、保護者の「泣かせて置いていく」罪悪感をやわらげています。

就学に向けた不安への返信

連絡帳5歳児

秋、「ひらがながまだ書けず、小学校が心配です」と相談されたとき。

小学校を前に、いろいろと気になりますよね。お気持ちを聞かせてくださってありがとうございます。園では、お手紙ごっこで自分の名前を書こうとしたり、絵本の文字を指でなぞって読もうとしたりする姿が見られ、文字への興味がしっかり育っています。書けるかどうかより、「知りたい」「やってみたい」という気持ちが入学後の学びの土台になります。おうちでは、買い物メモを一緒に作るなど生活の中で文字に触れる機会があると楽しいかもしれません。面談でもゆっくりお話しできればと思います。

ポイント:「できないこと」ではなく今育っている興味を伝え、面談の機会も案内しています。

イヤイヤが増えて困っているという相談への返信

メール・アプリ配信1歳児

連絡アプリの連絡帳機能で、着替えや食事を嫌がることが増えたと相談されたとき。

ご相談ありがとうございます。何を言っても「イヤ」と返ってくると、忙しい朝は特に大変ですよね。園でも着替えを嫌がる日がありますが、「赤と青、どっちのズボンにする?」と選んでもらうと、自分で決めたことに満足して着替えられることがあります。「自分でやりたい」という気持ちが育っている大切な時期でもあります。すべてに付き合うのは難しいので、できそうなときに試してみてくださいね。園での様子も引き続きお伝えします。

ポイント:園でうまくいった具体的な声かけを伝えつつ、「できるときに」と保護者の負担に配慮しています。

【 】の部分は園やクラスに合わせて書きかえてください。文例は保育士求人アースのオリジナルで、園のおたより・連絡帳に自由にお使いいただけます。

ほかの目的の文例

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