にぎりぱっちり
手の中に何かが隠れている不思議さを楽しみ、保育士の手元に注目する力を育みます。
使いやすい場面:集まりの前、気持ちを落ち着けたいとき
歌詞
にぎり ぱっちり たてよこ ひよこ ぴよぴよぴよ
作者不詳の伝承わらべうたです。地域や園によって歌詞やふしが少しずつ違います。 歌詞や節回しには「にぎりぱっちり たてよこひよこ」までで終える形など、地域差があります。
遊び方
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小さなハンカチや薄い布を両手の中に丸めて包みます。
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「にぎり ぱっちり」で両手を合わせたまま上下に振ります。
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「たてよこ」で合わせた手を縦、横と向きを変えて振ります。
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「ひよこ」で少し手を止め、子どもと目を合わせます。
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「ぴよぴよぴよ」で手をそっと開き、布をふわっと出して「ひよこが出てきたね」と見せます。
保育士のコツ:黄色い布を使うとひよこらしくなり、0歳児でも手元に注目しやすくなります。手を開く前に一呼吸おくのがコツです。
アレンジ:2歳児には布を渡して自分の手で包んでもらい、一緒に「ぴよぴよぴよ」で開きます。
この遊びで育つこと
保育所保育指針の5領域:人間関係環境言葉
- 保育士の手の中に何があるのかと、じっと見つめて待つ
- 「ぴよぴよぴよ」の前の間を感じ取り、次に起こることを予想して心を弾ませる
- 布が出てくる瞬間を保育士と一緒に喜び、声や表情で気持ちを伝えようとする
保育の視点
大人の肉声で短いうたを唱え、手の中から布を出すだけのやりとりですが、0歳児にとっては「見つめる・待つ・見つける」がそろった豊かな遊びです。落ち着いた声とゆったりした間は、集まりの前に気持ちを整える助けにもなります。何度くり返しても同じように出てくる安心感を大切にし、子どもの反応を見ながらテンポを調整したいものです。
保育士の関わり方・声かけ
- 手を開く前に子どもの目を見て一呼吸おき、「なにが出てくるかな」と小さな声でささやいて期待をふくらませる
- 布を出したら「ひよこさん、こんにちは」と子どもの手元まで近づけ、さわりたい気持ちに応える
- 手元を見ない子や離れていく子は無理に呼び戻さず、近くで楽しそうに続けて、興味が向いたときに入れるようにしておく
年齢に合わせた楽しみ方
- 0歳児
- 保育士のひざの上や向かい合わせで、布が出てくる瞬間を一緒に見つめる心地よさを味わいます。
- 1歳児
- 「ぴよぴよ」の声をまねしたり、出てきた布に手を伸ばしたりして、やりとりそのものを楽しみます。
- 2歳児
- 自分で布を包んで開く役を経験し、友だちや保育士に「見せる」うれしさを感じます。
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