こりゃどこのじぞうさん
抱っこで揺られる心地よさと、最後に「どぼーん」と下ろされるわくわく感を保育士と一緒に楽しみます。
使いやすい場面:抱っこでのふれあい、室内でのゆったりした時間
歌詞
こりゃ どこの じぞうさん うみの はたの じぞうさん うみに つけて どぼーん
作者不詳の伝承わらべうたです。地域や園によって歌詞やふしが少しずつ違います。 「うみ」を「かわ」と歌うなど、地域によって歌詞や遊び方が異なります。
遊び方
-
子どもの体をしっかり抱いて、保育士が立つかひざ立ちになります。
-
「こりゃ どこの じぞうさん」から歌いながら、ゆりかごのように左右にゆっくり揺らします。
-
「うみに つけて」で揺れを少し大きくし、期待感を高めます。
-
「どぼーん」で、敷いたマットや布団の上に子どもをそっと下ろします。
保育士のコツ:下ろすときは「落とす」のではなく、足やお尻から先にマットにつけるようにそっと置きます。周りに家具や他の子がいない広い場所で行い、保育士自身も腰を落として低い姿勢で遊びましょう。
アレンジ:1歳児は保育士2人がバスタオルの両端を持ち、子どもを乗せてハンモックのように揺らす遊び方もできます(タオルは低く持ち、揺れは小さくします)。
この遊びで育つこと
保育所保育指針の5領域:健康人間関係表現
- 保育士にしっかり抱かれて揺れる中で、身をゆだねる安心感を味わう
- ゆっくりから大きくなる揺れの変化を体で感じ、「どぼーん」を期待して待つ
- 下ろされたあとに保育士を見上げたり手を伸ばしたりして、「もう1回」の気持ちを表す
保育の視点
歌に合わせて体ごと揺らしてもらう、大人と子どもの信頼関係の上に成り立つわらべうたです。抱っこの安心感と揺れのスリルが同時に味わえるため、0歳児から「待つ・期待する」経験を積み重ねることができます。子どもの体を預かる遊びなので、楽しさ以上に、安全な場所と姿勢・その子の様子に合わせた揺れ方を保育士が常に意識することが大切です。
保育士の関わり方・声かけ
- 抱く前に「じぞうさん、いくよ」と声をかけ、子どもが体を預ける準備ができたかを表情で確かめる
- 「どぼーん」のあとは「ついたね」と目を合わせて受け止め、楽しかった気持ちを言葉にして返す
- 揺れを怖がる子や体をこわばらせる子には、揺れをごく小さくする、座ったままひざの上で揺らすなど、安心できる形に変える
年齢に合わせた楽しみ方
- 0歳児
- 首や腰の安定に合わせて揺れを小さくし、抱かれて揺れる心地よさを中心に楽しみます。
- 1歳児
- 「どぼーん」を覚えて自分から体を傾けるなど、期待を体で表す姿を受け止めます。
- 2歳児
- ぬいぐるみを「じぞうさん」に見立てて子ども自身が揺らす遊びにつなげ、自分がしてもらった経験を再現する楽しさにします。
同じ季節におすすめの手遊び
- いちりにりさんり(わらべうた・0歳児〜)
- ちょちちょちあわわ(わらべうた・0歳児〜)
- いっぽんばしこちょこちょ(わらべうた・0歳児〜)
- にぎりぱっちり(わらべうた・0歳児〜)
- げんこつやまのたぬきさん(わらべうた・1歳児〜)
- うちのうらのくろねこ(わらべうた・2歳児〜)