おせんべやけたかな
手のひらをおせんべいに見立てるごっこの楽しさを味わいます。自分の番を待ったり、ことばの区切りに合わせたりする経験につながります。
使いやすい場面:おやつ前、集まりの前のちょっとした時間
歌詞
おせんべ おせんべ やけたかな
作者不詳の伝承わらべうたです。地域や園によって歌詞やふしが少しずつ違います。 「おせんべ やけたかな」を1回だけ歌うなど、地域によって歌詞や遊び方が異なります。
遊び方
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子どもたちは保育士の前に輪になって座り、両手の甲を上にして前に出します。
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保育士は歌いながら、1音ずつ順番に子どもの手の甲に触れていきます。
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「な」で止まった手はおせんべいが片面焼けたので、手のひらを上に返します。
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くり返して、両面焼けた手は「むしゃむしゃ、おいしい!」と食べるまねをして、ひざの上に下ろします。
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全部の手が焼けたら終わりです。
保育士のコツ:焼けたおせんべいを「いただきます」と食べるまねをするときは、実際に口に入れず手でつまむしぐさにとどめます。早く焼けた子も最後まで楽しめるよう、「いいにおいがしてきたね」と声をかけて待つ時間も楽しくしましょう。
アレンジ:0・1歳児とは1対1で、子どもの手のひらを両手ではさんでやさしくトントンし、「やけたかな」で裏返す遊び方にします。4・5歳児は子どもが順番に焼く役を担当します。
この遊びで育つこと
保育所保育指針の5領域:人間関係言葉表現
- 保育士に手の甲をトントンと触れてもらう心地よさを感じ、安心してやりとりを楽しむ
- ことばの一音ごとに順番が進むことに気づき、「次はだれかな」と期待しながら待つ
- 焼けた手を返したり食べるまねをしたりして、見立ての世界を友だちと共有する
保育の視点
一人ひとりの手に順番にふれていく遊びなので、少人数でも全員が「自分の番」を実感できるわらべうたです。おやつ前など気持ちを落ち着けたい場面に、保育士の声とタッチで子どもたちの注意を集めやすいのも特長です。当たる・当たらないの結果より、トントンという触れ合いや待つ間の期待感を味わえるように進めたいところです。
保育士の関わり方・声かけ
- 「〇〇ちゃんのおせんべい、いい色になってきたね」と一人ずつの手に言葉を添える
- 手を出したがらない子には無理に触れず、「ここに置いておいてもいいよ」とひざの上から参加できるようにし、様子を見て誘う
- 早く焼けて待つ子には「おいしそうなにおいがするね」「お皿にならべておこうか」と、見立てを続けられる役割を渡す
年齢に合わせた楽しみ方
- 0・1歳児
- 1対1で子どもの手をやさしくはさんで唱え、「やけたかな」で裏返すふれあいそのものを楽しみます。
- 2・3歳児
- 少人数の輪で順番に触れる形にし、自分の番を待つことや、ことばの区切りで手が止まるおもしろさに親しみます。
- 4・5歳児
- 焼く役を子どもが担い、一音ずつ正確に触れていく難しさや、役を交代するやりとりを楽しみます。
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