保育の現場から(週刊コラム) 2026年4月6日号
こども誰でも通園制度が本格スタート、春の交通安全運動も始まる
新年度が始まりました。4月1日から、こども誰でも通園制度が全国の市町村で給付として本格的に始まっています。4月6日からは春の全国交通安全運動が始まり、気温は早くも高めに推移する予想です。
この号は、2026年9月28日に、2026年4月6日ごろまでの1週間の公的な発表・報道をふり返ってまとめたバックナンバーです。内容はその時点の情報で、その後変わっている場合があります。
1こども誰でも通園制度、4月から全国で本格実施
保護者の就労の有無にかかわらず、時間単位で保育所などを利用できる「こども誰でも通園制度」が、4月1日から「乳児等のための支援給付」として本格的に始まりました。実施主体は市町村で、こども家庭庁は3月30日に実施の手引の改訂版と、利用者向け・事業者向けのリーフレットを更新しています。
手引によると、対象は0歳6か月から満3歳未満で、保育所などに通っていないこどもです。利用できるのは月10時間までで、令和8・9年度は経過措置として3〜10時間の範囲で市町村が設定できます。利用料は1時間300円程度が標準とされています。
実施の方法には、定員の空きを使う「余裕活用型」と、在園児と一緒に過ごす形や専用の部屋・施設で行う「一般型」があります。職員は乳児3人に1人、1〜2歳児6人に1人を配置し、そのうち半数以上を保育士とし、2人以上を置くことなどが定められています。
現場でのポイント初めて集団の場に来るこどもや保護者を受け入れることになるため、受け入れ時の聞き取り内容や、在園児との過ごし方を園内でそろえておくと安心です。
2春の全国交通安全運動、4月6日から15日まで
令和8年の春の全国交通安全運動が、4月6日から15日までの10日間行われます。全国の重点は、通学路や生活道路でのこどもをはじめとする歩行者の安全確保、ながらスマホの根絶と歩行者優先の意識づけ、自転車などの交通ルールの徹底の3つです。4月10日は「交通事故死ゼロを目指す日」とされています。
推進要綱では、幼児の交通安全教育として、こどもと保護者が一緒に参加して体験できる交通安全教室の開催なども挙げられています。
現場でのポイント新しいクラスで散歩に出る前に、散歩ルートの危険な場所や交差点での立ち位置を、新任の職員も含めて共有しておきましょう。
出典(1件)
3早くも高温の予想、インフルエンザは減少が続く
日本気象協会(tenki.jp)の4月2日の1か月予報の解説によると、来週は全国的に気温が高く、一部の地域では10年に一度程度の高温となる可能性があり、4月中旬以降も高温傾向が続く見込みです。体が暑さに慣れていない時期のため、真夏ほどの暑さでなくても熱中症に注意が必要だとしています。
一方、厚生労働省が4月3日に発表した第13週(3月23日〜29日)のインフルエンザの定点当たり報告数は6.46で、前週の9.75からさらに下がりました。休業した施設は44施設で、そのうち保育所は5施設でした。
現場でのポイント慣らし保育の時期は、泣いたり緊張したりして汗をかきやすく、水分をとるのを忘れがちです。こまめな水分補給と、気温に合わせた衣服の調節を意識しておきましょう。
今週使える保育のアイデア
このコラムは、公的機関の発表・報道・公開されている保育関連の記事の傾向と、当サイトの求人データをもとに、保育士求人アースが毎週作成しています。個人の投稿の引用や、特定の個人・園の紹介は行っていません。内容の誤りに気づいた場合はお問い合わせからお知らせください。