保育の現場から(週刊コラム) 2026年8月17日号

手足口病はピークを越えるも警報続く、お盆明けも厳しい残暑の見込み

8月中旬の保育の話題をまとめました。東京都では手足口病の報告がピーク時から大きく減ったものの、警報レベルが続いています。一方で夏なのにインフルエンザの報告がじわじわ増えており、気象の見通しではお盆明けから9月前半にかけて厳しい残暑が続く予想です。

この号は、2026年9月28日に、2026年8月17日ごろまでの1週間の公的な発表・報道をふり返ってまとめたバックナンバーです。内容はその時点の情報で、その後変わっている場合があります。

1手足口病はピークを越えたが、東京都では警報レベルが続く

東京都感染症情報センターが8月13日に出した第32週(8月3日〜9日)の週報によると、手足口病の定点当たり報告数は3.71でした。第28週の14.33をピークに減ってきていますが、都の警報レベルはまだ続いています。

埼玉県が同じ週について8月13日に公表した流行状況でも、手足口病は第29週をピークに減少が続いているものの、依然として高い水準とされています。ヘルパンギーナも減少に向かっている一方、RSウイルス感染症は横ばいと示されています。

現場でのポイントお盆休み明けは、久しぶりに登園する子どもが増えて集団で過ごす時間が戻ってくる時期です。おむつ替えや食事の前後の手洗い、おもちゃの消毒など、夏の間に続けてきた対策をもう一度そろえておくと安心です。

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2真夏なのにインフルエンザの報告が増加

同じ東京都の週報では、インフルエンザの定点当たり報告数が0.84と前の週より増えました。流行開始の目安は1.0で、都全体ではまだ下回っていますが、目安を超えた保健所がすでに6か所あります。

埼玉県の週報でも、インフルエンザは増加傾向と示されています。新型コロナウイルス感染症の報告も増えています。

夏は発熱の原因が熱中症や夏かぜなど幅広く、見分けがつきにくい時期です。体調の変化を記録しておき、保護者へ早めに伝えられるようにしておくこと、職員自身も体調が悪いときは無理をしないことが、園内で広げないための第一歩になります。

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3お盆明けも厳しい暑さ、9月前半まで残暑の見込み

総務省消防庁の速報値によると、8月3日〜9日の1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で7,611人でした。このうち乳幼児は29人、少年は572人です。発生場所では住居が4割あまりと最も多く、道路や屋外の公共の場所も目立ちます。

日本気象協会の tenki.jp が8月13日に解説した気象庁の1か月予報では、全国的に平均気温が平年より高い見込みです。西日本ではお盆明けに猛烈な暑さとなる所があり、その後も9月前半にかけて厳しい残暑が続くとされています。

現場でのポイント8月後半も、散歩や園庭遊びの前に暑さ指数を確認し、時間帯や活動の長さを調整する運用を続けたい時期です。水分補給の声かけや、午睡明けの様子の観察など、子どもだけでなく保育士自身の暑さ対策も意識しておきましょう。

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今週使える保育のアイデア

このコラムは、公的機関の発表・報道・公開されている保育関連の記事の傾向と、当サイトの求人データをもとに、保育士求人アースが毎週作成しています。個人の投稿の引用や、特定の個人・園の紹介は行っていません。内容の誤りに気づいた場合はお問い合わせからお知らせください。