保育の現場から(週刊コラム) 2026年7月6日号
東京都で手足口病が警報基準に、後期保育士試験の申請始まる
6月末から7月初めの保育の話題をまとめました。東京都で手足口病が2年ぶりに警報基準を超え、梅雨明け前から厳しい暑さも予想されています。保育士試験は後期の受験申請が始まり、国の保育業務施設管理プラットフォームでは操作マニュアルが公開されました。
この号は、2026年9月28日に、2026年7月6日ごろまでの1週間の公的な発表・報道をふり返ってまとめたバックナンバーです。内容はその時点の情報で、その後変わっている場合があります。
1東京都で手足口病が2年ぶりに警報基準を超える
東京都は7月2日、第26週(6月22日〜28日)の都内の手足口病の定点当たり報告数が6.30となり、2年ぶりに都の警報基準を超えたと発表しました。都内31の保健所のうち16の保健所で警報レベルとなっています。
都は、手洗いや咳エチケットなどの基本的な対策に加え、症状がよくなったあとも2〜4週間ほど便にウイルスが出ることから、トイレのあとの手洗いを徹底するよう呼びかけています。ヘルパンギーナや咽頭結膜熱も、夏に小児を中心に流行する感染症として注意が促されています。
現場でのポイントおむつ交換の手順や使い捨て手袋の使い方、トイレ後の手洗いの声かけを、職員全員で同じやり方にそろえておくと効果的です。水遊びの季節は、タオルの共用を避けることも忘れないようにしましょう。
2梅雨明け前から猛暑の見込み、熱中症対策を早めに
日本気象協会のtenki.jpは7月2日、気象庁の1か月予報をもとに、北日本から西日本では向こう1か月の気温が平年より高くなる見込みだと伝えています。7月8日から9日ごろにかけては、この時期としては10年に一度程度の高温が予想されるとしています。
総務省消防庁によると、6月22日〜28日の1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で515人で、そのうち乳幼児は4人でした。5月からの累計は7,545人となっています。
現場でのポイント暑さ指数(WBGT)を確認して、戸外遊びやプール・水遊びの時間と場所を決めておきましょう。こどもは自分から暑さやのどの渇きを伝えにくいので、時間を決めた水分補給と、顔色や汗の様子のこまめな観察が大切です。
3後期の保育士試験、受験申請の受付が始まる
全国保育士養成協議会は7月3日、令和8年の後期保育士試験の受験申請の受付を始めました。申請期間は7月23日の午後5時まで(郵送は当日消印有効)で、筆記試験は10月24日・25日、実技試験は12月13日に行われます。
前号でお伝えした前期の実技試験の結果は、オンラインで申請した人には7月29日からマイページで公開され、郵送で申請した人には7月29日から8月7日までに通知書が届く予定です。
現場でのポイント保育補助や子育て支援員として働きながら資格取得をめざす人にとっては、申請の締め切りを逃さないことが第一歩です。職場に受験予定の人がいれば、勉強時間を確保しやすいシフトの相談にのれるとよいでしょう。
4保育業務施設管理プラットフォーム、操作マニュアルを公開
こども家庭庁は7月1日、「保育業務施設管理プラットフォーム」の操作マニュアルや説明動画、研修向けの資料を掲載しました。このプラットフォームは、給付や監査などの自治体の事務と保育施設の業務を標準化・電子化し、現場の負担を減らすために国が整備しているものです。
現場でのポイント施設向けの手順もまとめられているので、請求や書類づくりを担当する職員は一度目を通しておくと、今後の事務の変化に備えやすくなります。
今週使える保育のアイデア
このコラムは、公的機関の発表・報道・公開されている保育関連の記事の傾向と、当サイトの求人データをもとに、保育士求人アースが毎週作成しています。個人の投稿の引用や、特定の個人・園の紹介は行っていません。内容の誤りに気づいた場合はお問い合わせからお知らせください。