保育の現場から(週刊コラム) 2026年7月13日号

西日本で梅雨明け、手足口病は各地で警報が相次ぐ

7月上旬の保育の話題をまとめました。九州北部・中国・近畿が平年より早く梅雨明けし、熱中症で運ばれる人も増えています。手足口病は全国で増加が続き、愛知県と神奈川県が警報を出しました。13日からは「こどもの事故防止週間」が始まります。

この号は、2026年9月28日に、2026年7月13日ごろまでの1週間の公的な発表・報道をふり返ってまとめたバックナンバーです。内容はその時点の情報で、その後変わっている場合があります。

1九州北部・中国・近畿が梅雨明け、熱中症の搬送も増加

日本気象協会のtenki.jpによると、気象庁は7月8日、九州北部(山口県を含む)、中国、近畿が梅雨明けしたとみられると発表しました。平年より11日早い梅雨明けです。梅雨の間の雨量は多く、佐賀では平年の2倍を超えたとされています。

総務省消防庁によると、6月29日〜7月5日の1週間に熱中症で救急搬送された人は全国で1,370人と、前号でお伝えした前の週(515人)から大きく増えました。このうち乳幼児は13人でした。

現場でのポイント梅雨明け直後は体がまだ暑さに慣れておらず、熱中症が起きやすい時期です。プールや水遊びの最中も汗をかいているので、水分補給の時間をとり、日陰や休憩場所を用意しておきましょう。

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2手足口病、愛知県と神奈川県も警報

国立健康危機管理研究機構(JIHS)の感染症週報によると、第26週(6月22日〜28日)の手足口病の全国の定点当たり報告数は4.61で、増加傾向が続いています。ヘルパンギーナは1.15でした。今年は主にコクサッキーウイルスA6型とエンテロウイルス71型が検出されています。

7月9日には、愛知県が第27週(6月29日〜7月5日)の定点当たり報告数7.05を受けて、2024年6月以来となる警報を発令しました。同じ日に神奈川県も、第27週が9.09となったとして流行警報を出しています。前号でお伝えした東京都に続き、東海・関東でも流行が広がっています。

現場でのポイント手足口病はまれに重い合併症が起きることもあるとされています。頭痛や吐き気、元気がないなど、いつもと違う様子に気づいたら早めに保護者へ連絡し、受診をすすめましょう。

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37月13日から「こどもの事故防止週間」、今年のテーマは転落

こども家庭庁は7月10日、7月13日から19日までを「こどもの事故防止週間」とすると発表しました。今年のテーマは、こどもの転落事故は環境づくりで防げるという内容で、関係する10の省庁が連携して呼びかけます。

資料では、事故による死亡は0〜4歳の乳幼児に多く家庭内で起きるケースが中心であること、発達にともなって事故の起きる場所がベッドから階段や窓、ベランダへと変わっていくことが示されています。

現場でのポイント園でも、窓の近くに踏み台になるものを置かない、柵や手すりの状態を点検するなど、こどもの目線で環境を見直してみましょう。保護者向けのおたよりで家庭での注意点を伝えるのもよい機会です。

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4「今後の保育政策を考える会」が14日に開催へ

こども家庭庁は7月13日、「今後の保育政策を考える会」を7月14日に開くと発表しました。「保育政策の新たな方向性」を踏まえた保育政策のあり方や、社会の変化にともなって中長期的に検討が必要なことが議題で、YouTubeで同時配信されます。

現場でのポイント保育の現場の働き方や配置にも関わる可能性のあるテーマです。配信やその後の資料で、どのような論点が出されるかを確認しておくとよいでしょう。

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今週使える保育のアイデア

このコラムは、公的機関の発表・報道・公開されている保育関連の記事の傾向と、当サイトの求人データをもとに、保育士求人アースが毎週作成しています。個人の投稿の引用や、特定の個人・園の紹介は行っていません。内容の誤りに気づいた場合はお問い合わせからお知らせください。