散歩で拾ったどんぐり、持ち帰る?
秋の散歩先の公園で、〇〇ちゃんがどんぐりや小さな木の実をたくさん拾い、両手いっぱいに握りしめています。「おうちにもってかえる!」ととてもうれしそうです。クラスには、まだ物を口に入れて確かめることのある子もいます。園に戻ると、保育室で遊ぶ時間が待っています。
あなたなら、〇〇ちゃんが拾ったどんぐりをどう扱いますか?
まず、自分ならどうするかを選んでみてください。
それぞれの対応を考える
A「すてきなの見つけたね」と受けとめ、袋に入れて保育士が預かるあなたの選択
見つけた喜びを大切にしながら、ほかの子の口に入る機会も減らせます。子どもの手元から離れるので、「お迎えのときに一緒に渡そうね」など、いつ返ってくるかを伝えておくと本人も納得しやすくなります。
B公園でたっぷり遊び、「どんぐりさん、またね」とその場に置いて帰るあなたの選択
並べたり転がしたりしてその場で十分に味わうと、持ち帰らなくても満足できることがあります。一方で、持ち帰りたい気持ちが強い子には、別れがたい気持ちを受けとめる時間が必要です。
Cふたのしっかり閉まる透明な容器に入れ、保育室で見たり振って音を楽しんだりするあなたの選択
見る・聞く・振るといった探索の楽しさを、口に入らない形で続けられます。容器のふたが開かないか、壊れていないかの確認と、遊んでいるときの見守りが欠かせません。
判断するときの視点
- 口に入れる・のどに詰まるなど、事故につながる危険(安全)
- 自分で見つけたものを大切にしたい、2歳児の気持ち
- 秋の自然にふれる経験の豊かさ
- 持ち帰りについての、職員間・保護者との共有
どんぐりや木の実は、子どもの「なんだろう?」を引き出してくれる秋の大切な出会いです。同時に、小さな物は年齢によっては思わぬ事故につながることもあります。「どの年齢で、どんな物を、どこまで持ち帰るか」を散歩の前に職員で確かめておくと、子どもの「見つけた!」をあわてずに受けとめやすくなります。
ほかの事例
- けんかの「ごめんね」、言わせる?(子ども同士)
- 行事の写真をSNSに載せたい保護者(行事・計画)
- 泣いて登園する子と、保護者の別れ際(生活・食事)
- お迎えが毎日遅れる家庭(保護者)
- 「男の子なんだから」と言う同僚(職員・チーム)
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