保育の現場から(週刊コラム) 2026年9月21日号

RSウイルスや胃腸炎が増加、来年4月入所の案内も始まる

9月第3週の保育の話題をまとめました。インフルエンザに加えて、RSウイルス感染症や感染性胃腸炎、新型コロナの報告も増えてきました。連休中は台風の接近が予想され、自治体では来年4月入所に向けた案内の公開が始まっています。

この号は、2026年9月28日に、2026年9月21日ごろまでの1週間の公的な発表・報道をふり返ってまとめたバックナンバーです。内容はその時点の情報で、その後変わっている場合があります。

1RSウイルス感染症や感染性胃腸炎が増加

国立健康危機管理研究機構(JIHS)が9月18日に発行した感染症週報によると、第36週(8月31日〜9月6日)はインフルエンザ以外にも、保育所で注意したい感染症の報告が増えています。

RSウイルス感染症は定点当たり1.02で2週連続の増加となり、島根県(3.09)、福井県(3.00)、和歌山県(2.37)が多くなっています。感染性胃腸炎は3.86で3週連続の増加、岐阜県(6.56)、大分県(6.53)、群馬県(6.40)が上位です。新型コロナウイルス感染症も3週連続で増えました。一方、夏に流行した手足口病は第30週以降、減少が続いています。

現場でのポイントRSウイルスは特に0〜1歳児の様子に気を配りたい感染症です。胃腸炎に備えて、嘔吐物を処理するセットの中身や消毒液の準備、処理の手順を職員全員で確認しておくと、いざというときに落ち着いて対応できます。

出典(1件)

2連休は関東に台風接近のおそれ、朝晩の寒暖差も大きく

日本気象協会の9月17日の解説によると、敬老の日の21日(月・祝)ごろに台風25号が関東に接近し、警報級の大雨や暴風となるおそれがあります。東海から九州は晴れる日が多いものの、最高気温は30℃前後と蒸し暑く、熱中症への注意が必要としています。

同じ日の1か月予報の解説では、気温は全国的に平年より高い傾向が続く一方、朝晩は次第に涼しくなり、1日の寒暖差が大きくなる見込みです。関東甲信では9月上旬の降水量が平年の365%に達し、この先も平年並みか多い見込みとされています。

現場でのポイント連休明けは、園庭や園舎の周りに台風による破損や落下物がないかを登園前に確認しておくと安心です。朝夕と日中の気温差が広がるので、調節しやすい服装や着替えの準備を保護者に呼びかけておきましょう。

出典(2件)

3来年4月入所に向けた自治体の案内が始まる

9月に入り、来年(令和9年度)4月の保育所入所に向けた案内を公開する自治体があります。たとえば茨城県つくば市は、9月4日に令和9年度の入所に関する情報を掲載し、9月17日には入所案内の冊子を公開しました。1次の申込みは11月1日から13日までで、結果は来年1月27日に通知される予定です。

現場でのポイント入所を考える家庭からの見学や問い合わせが増えてくる時期です。見学時に説明する内容や案内の担当を園内でそろえておくと、対応がスムーズになります。来年4月の転職を考えている保育士にとっても、自治体の入所案内や申込みの日程は、地域の保育ニーズを知る手がかりになります。

出典(1件)

今週使える保育のアイデア

このコラムは、公的機関の発表・報道・公開されている保育関連の記事の傾向と、当サイトの求人データをもとに、保育士求人アースが毎週作成しています。個人の投稿の引用や、特定の個人・園の紹介は行っていません。内容の誤りに気づいた場合はお問い合わせからお知らせください。